独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE・ナイト)から「最近の製品事故情報」の速報がありました。
介護ベッド用手すりと、電動車いす(ハンドル型)の事故報告があります。
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【介護ベッド用手すり】
発生日:平成24年4月21日
届出日:平成24年5月9日
施設で当該製品のすき間に利用者(90歳代)の左腕が挟まり、
負傷した。(重傷)
現在、原因を調査中。
埼玉県
【介護ベッド用手すり】
発生日:平成24年4月22日
届出日:平成24年5月14日
病院で当該製品をベッド両側に2本ずつ設置して使用していたところ、
使用者が当該製品2本のすき間に首が入っている状態で発見され、
死亡が確認された。現在、原因を調査中。
東京都
【電動車いす(ハンドル型)】
発生日:平成24年4月26日
届出日:平成24年5月14日
駐輪場に置いていた当該製品を焼損する火災が発生した。
当該製品から出火したのか、他の要因かも含め、現在、原因を調査中。
製品破損(火災)
神奈川県
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介護ベッド用手すりの挟まれ事故を防止するために、手すりと手すりの隙間や、手すりとマットの隙間などには十分気を付けてください。2009年3月に「在宅用電動介護ベッド」のJIS規格が改定され、以後はJIS規格に基づいた介護ベッドが出荷されるようになり、製品の安全性も向上しました。しかし、事故の原因は、製品だけではなく想定外の使用等使用上が原因で起こる事故も少なくありません。
ベッド周りのすき間に注意していただくため、事故事例とその対応策を掲載したパンフレットが作成されています。
ご利用者や介護される方、また介護に携わる皆様に、実態を理解していただき注意と対策のご協力をお願いするために作られました。
ぜひ一度は読んでいただき、便利な介護用ベッドを安全にお使いいただきたいと思います。
電動車いすは、レンタルで利用されている方は、定期的な点検を受けていらっしゃると思いますが、ご自分で購入された方はメンテナンスができていない場合があります。安全にお使いいただくために、1年に2~3回は、販売店での点検を受けられることをオススメします。
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